インスタグラムは女性の中でも若年層を中心に人気を集めている画像投稿SNSで、2015年には世界全体で登録ユーザー数が4億人を突破。
日本国内にも800万人ものユーザーが存在すると言われています。
インスタグラムへの広告出稿が可能となった経緯
インスタグラムへの広告出稿は非常に選定基準が厳しいものだったのですが、2015年から基準が緩和され、大企業でなくても広告出稿先として考慮できる存在となりました。
ちなみにインスタグラムは2012年にFacebook社に買収されているため、広告の仕様などはフェイスブック広告に近いものとなっています。
インスタグラム広告の種類
インスタグラムでは画像投稿SNSである点を活かして、ビジュアルによる請求力が高い広告を出向することが可能です。
インスタグラム広告には「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」の3種類が存在し、どれもユーザーの視覚に訴えかける要素の大きいタイプの広告となっています。
画像広告はインスタグラムの基本的な利用形態である、画像投稿と同じような形式で表示される広告です。
画像に付記するテキストにURLを含めることで、リンク先に誘導するボタンが広告の下部に表示されるようになります。
動画広告はCMのように動画を配信できる広告です。
動画サイズは4GB未満かつ、長さは3秒以上60秒未満という制限が設けられていますが、容量としても長さとしても十分であると言えるでしょう。
画像よりもアピール力に優れているため、動画作成の費用や手間をさけるのであれば一考したい広告形態です。
カルーセル広告は3つから5つの画像とリンクを1まとめにして、1つの広告として表示するタイプの広告です。
ユーザーは横に並べられた画像を横にスワイプしていくことで次々と閲覧していくことになります。
動画広告よりも準備の費用や手間が小さく、それでいて画像広告よりも多くの視覚情報でもってユーザーに訴えかけることが可能となっています。