「メール広告」とは電子メールに掲載される広告を包括して呼ぶ言葉です。
パソコンで閲覧するメールだけでなく、携帯電話の閲覧するメールに掲載する広告のことも一括りにされています。
メール広告の種類
メール広告にはいくつかバリエーションがありますが、中でも代表的なのは「メールマガジン広告」と「ターゲティングメール広告」の2種類です。
「メールマガジン広告」はその名の通り、メールマガジン内に文章とURLからなる広告を掲載するものです。
メールマガジンを配信している会社に広告費用を支払うことで出稿でき、メールマガジンの読者全体に広く宣伝を行えるのがメリットです。
「ターゲティングメール広告」は、宣伝したいサービスに興味を持ちそうな層を狙って宣伝用メールを送信するタイプの広告です。
ターゲティングメール広告サービスを運営している会社のサービスに会員登録を行っているユーザーを対象とし、ユーザーの年齢や性別、職種などの登録情報を元にして広告の送信先を厳選します。
なお、迷惑メールなどとは異なり、ユーザーも会員登録などの際に広告メールを受信する旨を承諾しています。
こちらは広告を送信できるユーザーこそ少なくなりますが、より興味を持ちそうなユーザーを狙って送信できる上に、広告メールにおいてそれなりの長さの文章や画像などを用いてふんだんに宣伝を行えるのがメリットです。
メールマガジン広告と比較した場合、広告の閲覧数こそ少なくなりますが、コンバージョン率は高くなる傾向があります。
オプトインメール広告について
ターゲティングメール広告のように広告メールの受診をユーザーが承諾していても、送信相手を絞るための情報が少ない場合は「オプトインメール広告」と呼ばれます。
こちらは登録情報から年齢や性別などが参照できず、「健康」「スポーツ」などの興味のあるジャンルを参照して広告メールを送付する形式です。
ターゲティング広告よりもコンバージョン率は下がりますが、その分メール広告サービスへの出稿にかかる費用が若干抑えられる傾向があるようです。