リマーケティング広告とは、ホームページを訪問したけれども、特にコンバージョンすることなく立ち去ったユーザーに向けて表示する広告です。
既に一度訪れたユーザーに向けて宣伝を行うという行為は一見すると無意味なように思えるかもしれませんが、実はこのリマーケティング広告はかなり大きな効果を秘めているものなのです。
リマーケティング広告はなぜ効果があるのか
前述の通り、リマーケティング広告は一度ホームページを訪問しながら、コンバージョンしなかったユーザーに向けた宣伝です。
このリマーケティング広告が非常に優れた効果を発揮するとされている理由の1つとして、初見のユーザーのコンバージョン率が低いことが挙げられます。
初見のユーザーに限定してデータを集計した場合、コンバージョン率は非常に低く抑えられる傾向があり、高くても10%を超えることはまずありません。
コンバージョン率が低く抑えられてしまうのは、ユーザーが吟味しているからです。
よほどニッチなサービスでない限り、あなたの会社が提供しているサービスと同ジャンルのサービスを提供している競合会社が存在するはずです。
ユーザーはそれらの競合会社のページも閲覧することでサービス内容や料金などを比較検討してから購入などに踏み切ることがほとんどでしょう。
そのため、ページへのアクセスがそのままコンバージョンに繋がることはほぼありません。
リマーケティング広告はユーザーに思い出させる広告
一度ページを訪れながらもコンバージョンしなかったユーザーに向けてリマーケティング広告を表示することで、検討中のユーザーへと自社のサービスを再度アピールすることが可能です。
他のページも訪問して吟味したものの、決めあぐねているユーザーにとって、目の前に表示されている広告は時に魅力的なものとして移るでしょう。
そのため、リマーケティング広告はページにアクセスしたユーザーに対して自社のサービスを思い出させ、再び吟味する候補にあげさせる効果が期待できるのです。